クラフスト（CRAFSTO）の財布をレビュー評価。年齢層や評判、人気の財布もまとめて解説

投稿日：2022年11月8日 | 最終更新日：2024年11月29日

「年齢・性別・時代」

これらすべてを超越した革製品の実現を目指す、新進気鋭のレザーグッズブランド「CRAFSTO（クラフスト）」

人気の高級皮革だけでなく、業界で注目されつつある「植物性由来の革素材」を使用したアイテムも展開するこちらのブランドについて、当記事では、

など、検討時に役立つ情報を分かりやすくまとめてお伝えしていきます。

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クラフストとは？ブランド概要や年齢層などの基本的なデータまとめ

▪年齢層ごとのおすすめ指数

10代	20代	30代
★☆☆☆☆	★★★☆☆	★★★★★
40代	50代	60代
★★★★★	★★★☆☆	★★☆☆☆
ブランドコンセプト的には年齢層はありません。 しかしシンプルで落ち着いた雰囲気のある本格派の革小物がメインとなっているため、おもに30代以上の男性におすすめのブランドです。

▪「形状別」財布の価格帯

ミニ財布	17,000円～50,000円
二つ折り財布	38,000円～50,000円
長財布	36,000円～72,000円
ラウンドファスナー	40,000円～75,000円
平均的な日本の本格革製品ブランドに比べ、ほんの少し高価な価格設定となっています。 少し高価な理由は、のちほどお伝えする「永年無償修理保証」と「耐久性を高めるための工夫」に、通常よりもコストがかかるからだと考えられます。

▪購入できる場所について

クラフストの製品は、公式通販サイトと直営路面店でのみ入手できます。

全国の有名百貨店やセレクトショップはもちろん、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトでも取り扱われていません。

直営店のくわしい場所については、下の基本情報にてご確認ください。

［クラフストの基本情報］

ブランド名	CRAFSTO（クラフスト）
販売元	ヘリテッジ株式会社
所在地	〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-8-6

公式通販サイトはコチラ⇒

クラフストの評判はどう？購入者211人分の評価を集計してみた結果と、不満の声について

クラフスト公式サイトの各製品ページの最下段には、下の画像のように購入者さんのレビュー評価が掲載されています。

しかしご覧のように、1製品だけではレビュー数が少なすぎるため、クラフスト全体の評価はよく分かりません。

そこで、今回は比較的レビュー数の多い十数種類のアイテムを調査し、合計211名分の評価を集計してみました。

その結果、クラフストの革製品を購入された方の約97.2%が★4以上の評価をつけていらっしゃることが分かりました。

▾211名分のレビュー評価まとめ

そして星2以下の低評価を付けた方が0%と、いまのところ購入して後悔された方はいらっしゃらないことも判明しました。

と思われるかもしれませんが、本音が書きこまれやすいtwitterなどのSNSでも悪い評判はなかったことを考えると、信頼性は高いかと思います。

【参考】twitterでの生の声

▪実際にあった不満の声について

そんな購入された方のほとんどが高く評価しているクラフストですが、残念ながらごくまれに不満の声もありました。
ここではその一部をご紹介いたします。

・「ラッピングが簡易すぎる」

	ブライドルレザー L字ファスナー財布
	評価	★★★☆☆（3/5）
	価格	税込29,700円
birthdayプレゼントで 年配の方への贈り物だったのですが ラッピングがあまりにも簡易すぎて せっかくのものがもったいなかったです。 紙袋にただ入れてリボンはあまりにも残念でした、 せめて箱に入れていただきたかったです。 （引用元：CRAFSTO公式サイト）

（※太字・下線は引用者によるもの）

クラフストでは「循環型社会」の実現に向けた取り組みを行っているため、下の写真のような環境に配慮したパッケージが採用されています。

こちらはただの紙袋ではなく、本来捨てられるはずだったサトウキビの絞りカスを利用した「バガスパルプ」という資源で作られた紙袋となっています。

ですが紙袋であることには変わりはありませんので、上の購入者さんのご指摘の通り、プレゼントには少し簡素過ぎる点は否定できません。

ただ大切なのは中身の革製品なので、気にしない方のほうが多いかと思います。

・「ファスナーの引き手が……」

	シェルコードバン L字ファスナー財布
	評価	★★★☆☆（3/5）
	価格	税込29,700円
シェルコードバンを使ってL字型はなかなか珍しく、値段も比較的手頃だったのが決め手で購入しました。実店舗に行き革の色を変更させていただくなど臨機応変に対応していただきものだけでなく人も良いのだと感じました。 しかし、ファスナーのバリが酷くメッキが波打っており、細部までのこだわりに関しては少し疑問を持ちました。この点がすごく残念でした。 （引用元：CRAFSTO公式サイト）

（※太字・下線は引用者によるもの）

現在のクラフストのファスナー引き手には、ブランドロゴが刻印された金属製のものが使用されています。（※下写真）

こちらは高級感があっていい感じなのですが、上のレビュー評価では、「バリ」と呼ばれる金属の切り口のギザギザがしっかり処理されていなかった点が指摘されていました。

しかし今回の調査対象である211名のレビューのうち「バリ」の指摘は1件だけだったので、基本的には丁寧に処理されていると考えられます。

ちなみにそのほかにも、ファスナーの引き手に関しては以下のような不満の声がありました。

このうち多くの方が気にされると思われる「金メッキのはがれ」は、クラフストのアニマルレザー（※牛革や馬革）製品についている“永年無償修理保証”で修理してもらえるので心配はいりません。

▪クラフストの評判まとめ

ごくまれに「ラッピング」や「ファスナー」などに不満の声があるものの、約97.2%の方が高く評価するクラフスト。

そんな高い満足度を達成しているブランドのレビュー評価については、こちらの公式サイトの各製品ページでさらにくわしくご覧になれます。

クラフストの財布をレビュー評価。実物の写真付きで「3つの魅力」を深掘り解説。

ここではクラフストの財布の実物や公式サイトなどの情報を参考に、ブランドの魅力について独自視点で深堀りしていきます。

1.寿命が来るまで使い続けられる

クラフストの魅力を語る上で外せないのが、冒頭でさらっとご紹介した「永年無償修理保証」があることです。

こちらのブランドでは、公式サイトや実店舗で「ブライドルレザー」や「シェルコードバン」などのアニマルレザー製の製品を購入すると、タダで修理してもらえる特典が付いてきます。

ここで気になるのが「どんな不具合までなら、無料で修理してもらえるのか？」といった具体的な保証の内容です。

この点についてクラフストは、業界では異例とも言える「無料修理の範囲」を公表しています。
それが↓こちらです。

上の範囲例を確認してみると革自体のダメージ、たとえば「キズ・シミ・やぶれ等」以外は無料で修理してもらえるのが分かります。

いまあなたがお使いの財布を、ぜひ一度ご覧ください。

下の写真のように「ファスナーの引き手」や「折り目のコバ」といった箇所にトラブルが発生していませんか？これらの箇所は財布を使用していく上でとくにダメージを負いやすいため、不具合が起こりがちです。

クラフストはそういったトラブルの多い箇所を重点的に無料で修理してくれるので、一度購入すれば最低でも革の寿命が来るまで愛用できるようになっています。（※寿命の目安は約10年程度）

2.修理しやすい工夫を凝らした構造

いくら“永年無償修理保証”が付いていたとしても、すぐに修理できない状態となってしまっては意味がありません。

なのでクラフストは、“永年無償修理保証”を私たち購入者がより活用できるように、修理しやすい構造を持った革製品を考案しています。

Q.ではクラフストの革製品と一般的な革製品、具体的にどんな違いがあるのでしょうか？

少々マニアックな内容となりますが、写真とイラストでわかりやすくお伝えしていきます。

・クラフストの工夫について

クラフストの革製品と一般的な革製品の違いがもっとも分かりやすいのが、下の写真の白い〇で囲まれた部分です。こちらは「マチ」と呼ばれており、財布を開け閉めする時に伸びたり縮んだりするところです。

ここで他社の財布の「マチ」を、横から見た時の写真をご覧ください。

「マチ」の上部に、ジーンズのすそを折り曲げたような箇所があるのがお分かりいただけるでしょうか？

これは革をクルっと内側に折り曲げ、ミシンで縫ったり、のりで貼り付けたりする「ヘリ返し」と呼ばれる技法で処理されたものです。

もちろんこの「ヘリ返し」が悪い技法といったわけではありません。
しかし“修理のしやすさ”という点では、やや難点があります。

・「ヘリ返し」の難点と、「切り目」の利点

まずは「ヘリ返し」で仕立てられた「マチ」を、真横から見たイラストをご覧ください。

このように「マチ」の上部は、革が一枚覆いかぶさっている状態となっています。
そのためこの部分の革が擦れて破れてしまった場合、修理はそのパーツごと交換となります。

そして交換するには一度財布を解体しなければならないため、簡単には修理ができません。

これに対しクラフストの財布の「マチ」は、「切り目」と呼ばれる技法を使って製作されています。

この技法は革を2枚貼り合わせ、1枚革のようにして裁断。
その後、裁断面にやすりがけをしたり、薬剤を塗ったりして完成する技法です。

では「切り目」で仕立てられた「マチ」を真横から見ると、どのようになっているのでしょうか？

こちらもイラストでご確認ください。

図の赤い部分をご覧いただくと、さきほどの「ヘリ返し」では革があった部分に、薬剤が乗っているのがお分かりいただけるか思います。

「切り目」ではこのように薬剤が革を守ってくれるため、もしも「マチ」の上部が擦れて剥げてしまったとしても、また薬剤を塗り直すだけで修理完了となります。

以上のような「修理のしやすさ」への工夫が、クラフストの革製品の強みです。

3.耐久性が追求されている

クラフストの革製品を見て実感したのが、3つ目の魅力「耐久性が追求されている」点です。

まずはラウンドファスナー長財布の中で、もっとも使用頻度が高い外周のファスナー部分。こちらには世界一のファスナー会社、YKKの最高級品「エクセラ」が使用されています。

「エクセラ」は、一般的なものに比べて非常になめらかな滑り心地で、使えば使うほど開閉がスムーズになる不思議な特長も備えるファスナー。
開け閉めしやすいので使用時に余計な負担が掛かりづらく、また原料には耐久性の高い金属が採用されているため、長期間の使用に向いています。
クラフストでは、この最高級ファスナーの「エクセラ」を全製品のファスナーに使用することで、財布の耐久性の向上が図られています。

次に「耐久性が追求されている」と感じたのが、財布を開いた時です。パッとみたところ、一般的なラウンドファスナーと同じに見えるかと思います。

ですがよく見ると、明らかな違いがあります。
それが下の写真の白い⇔部分。ここはさきほどご紹介した「マチ」と呼ばれる部分です。

クラフストのラウンドファスナーは、この「マチ」が通常よりもやや大きめに設計されており、そのおかげでガバっと開くようになっています。

限界まで開いた時の写真も撮影しましたので、ぜひご確認ください。かなり大きく開いているのがお分かりいただけるかと思います。

これだけ財布が大きく開くと視認性や使いやすさがアップするのはもちろん、毎日の負担を減らせるというメリットもあります。

というのも「マチ」が小さくてあまり開かない財布だと、毎回限界まで開く必要があるため、下の写真の〇の部分が引っ張られて負担がかるからです。クラフストのように「マチ」が大きくてよく開く財布の場合、毎回“遊び”を残したまま使用できるので〇の部分の負担が減らせます。

これを何かに例えるなら、エアコンを毎日フル稼働させるのではなく、余裕を持って稼働させて故障を減らすようなものです。

クラフストはあえて余裕を持って財布を開け閉めできるようにすることで、ブランドの強みでもある「壊れにくい」を実現しています。

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クラフスト全シリーズを特徴解説付きでご紹介

以上が現在クラフストで展開されているシリーズとなります。
まだまだ選べるシリーズ数は少なめなのが弱点ではありますが、ぜひ新人アーティストを応援するような気持ちでご購入を検討してみてください。

財布に関しては、クラフストの魅力でもある“永年無償修理保証”が付いている「ブライドルレザー」と「シェルコードバン」がメインとなっているので、この2つからお好きな方をお選びください。
ちなみにおすすめは本格派の革財布で人気の「ブライドルレザー」です。

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クラフストの人気財布ランキングTOP5を発表

以上がクラフストの人気財布TOP5となります。

5個中4個が「ブライドルレザー」を使った製品だったこともあり、やや面白味に欠けたランキングになってしまいましたが、あなたがピンっときた革財布はありましたか？

クラフストでは上の「ミニL字財布」に人気が集中しているので、売れ筋から選びたい方はどちらかお好きな方からご検討ください。

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クラフストにお得なクーポンはある？セミオーダーはできる？等、Q&Aまとめ

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【参考文献】

• クラフスト公式サイト 様
• PRTIMES 様