海外インフルエンサーも注目する「メゾンドサブレ」ってどんなブランド?財布のレビューも合わせてお伝えします。
投稿日:2022年7月8日 | 最終更新日:2024年10月9日
【MAISON de SABRE】
-メゾンドサブレ-
オーストラリア発のレザーアクセサリーブランドの「メゾンドサブレ」。
自分自身のイニシャルが入れられるスマホケースが人気となり、世界的モデルや海外インスタグラマーから愛用されています。
この記事では、そんな海外でも話題のブランドについて、特徴から大きな声ではいえないデメリットまで深掘りしていきます。
どんなブランド?メゾンドサブレの特徴を4つの視点から解説!
海外インフルエンサーから愛用されているオーストラリア発のブランド「MAISON de SABRE(メゾンドサブレ)」。
口コミを中心に人気を獲得し、現在ブランド公式アカウント(instagram)のフォロワー数は39万人を突破しており、日に日にその注目度が増していっています。
そんな海外で人気の「メゾンドサブレ」が日本に上陸したのは、2018年のこと。
上陸してからまだ数年程度しか経っていないにも関わらず、すでに情報感度の高い日本のインスタグラマー達からの注目を集めています。
さて近い将来、日本でもさらに人気上昇が予想されるこちらのブランド。
もちろん人気の中心はスマホケースですが、ここからは当サイトの専門分野である財布に焦点を当て、じっくり特徴を深掘りしていきます。
1.パーソナライズで被りナシ
「パーソナライズ」
これは「メゾンドサブレ」の公式サイトでよく見られる言葉です。この「パーソナライズ」とは、いったい何を意味する言葉なのでしょうか?
その答えは日本の革製品で言うところの「名入れ」です。
こちらの「メゾンドサブレ」は製品に自分の名前を刻印し、個性を引き出すことを大切にしています。
そのため全製品で「名入れ」ができます。
たとえば財布の場合は、注文時に下の画像の赤枠部分に文字を入力すると…
このようにオリジナルの刻印が入ったモノが手に入ります。
ちなみに「イニシャルの刻印は必要ない」と思われた場合は、下の写真のように「パーソナライズ」ナシでの注文も可能です。
2.軽量化でポケットの負担ゼロへ
重いものになると、100gを超えることもある二つ折り財布。
こちらの「メゾンドサブレ」が出している二つ折り財布は、いったいどれぐらいの重さなのでしょうか?
さっそく測ってみます。すると63gとかなり軽い革財布となっていのが分かります。
これは「メゾンドサブレ」の革財布には、「ぺブルグレインレザー」と呼ばれる軽量化された皮革が採用されているためです。(こちらの革の質感につきましてはのちほどお伝えします。)
ちなみに63gは「ピザポテト」と同じ重さ。
これだけでとても軽いのがお分かりいただけるかと思います。
3.キャッシュレス派に◎な構造
2019年10月からの増税に合わせ、急激に押し寄せることが予想されるキャッシュレス化の波。
「メゾンドサブレ」の革財布は、これから来るキャッシュレス時代に使いやすい構造となっています。
下の写真をご覧ください。財布の背面には、カードが収納できるポケットが付いています。
もちろんこちら背面ポケットは、ICカードを入れたままでも反応するように作られています。
なので毎回毎回カードを取り出す必要がありません。
財布を閉じたまま機械にタッチするだけで決済できます。
4.カップルでリンクコーデが楽しめる
「カップルでお揃いのブランドをもつ」
それが出来るのも「メゾンドサブレ」の魅力のひとつです。上の写真のように「彼女はスマホケース、彼氏は財布」といった感じで、ブランドのリンクコーデが楽しめます。
またいつも互いの存在を感じられるように、ふたりのイニシャルをお揃いで「パーソナライズ」するのも◎。
たとえば「Y&H」とお揃いで刻印を入れれば、ふたりの距離がより近づいたような気分が味わえます。
これぐらいのレベルのお揃いなら、「まったく同じアイテムは少し恥ずかしい…」といったシャイな男性であっても持てるハズです。
これがリアルな評判!大きな声では言えない「メゾンドサブレ」のデメリット
▪小銭入れがない
上の写真は「メゾンドサブレ」の革財布に中身を入れた時のものです。
ご覧のようにカードポケットだけで、小銭入れがありません。
「小銭入れが必要なら、付いている財布を選べばいいだけでは?」
と思われるかもしれませんが、そういうわけにもいきません。
その理由は2つ目のデメリットにあります。
▪種類が少ない
「メゾンドサブレ」で選べる財布の種類は3つだけ。
カラーはたくさん用意されていますが、小銭が入れられるタイプは1種類だけとなっています。
そのためこちらの「メゾンドサブレ」の財布を使いたい時は、基本的に「小銭入れ」を別に持ち歩く必要があります。
あるいはパンツのポケットに小銭を入れることになります。
▪革素材の高級感はイマイチ…
(↑この二つ折り財布は「税込14,900円」)
「メゾンドサブレ」の財布は比較的リーズナブルな価格で販売されていることもあり、革質はそこまで高くありません。
そのため革の質質にこだわる方にとっては満足できない可能性があります。
「価格以下」というわけではないのですが、ややチープさを感じさせる点は否めません。
▪革質を求める方におすすめのブランド
「メゾンドサブレ」に似たテイストで、もっと高級感のあるブランドなら「BONAVENTURA(ボナベンチュラ)」がオススメです。
このブランドでは、あの「エルメス」と同じレザーが使用されているにも関わらず、手の届く価格が実現されています。 (※上の財布は「税込35,200円」)
【メゾンドサブレの財布レビュー】人気の二つ折り財布を写真付きで深掘り!
これから↑の状態で届いた箱を開け、「メゾンドサブレ」の革財布の実物をレビューしていきます。
なお今回のレビューでご覧いただける財布のカラーは、美しい発色がオシャレな「ラピスブルー」です。
【見た目編】レザーの特徴と外装をチェック
【MAISON de SABRE】と書かれた箱を開けると、下の写真のように財布が白い紙に包まれて入っています。この白い紙の質感はトレーシングペーパー(写し紙)に似ており、無数のブランドロゴが印刷されています。
紙を開けてみます。「ラピスブルー」の財布が登場。
想像していたよりも発色が明るく、色味は「ブルーパープル」に見えます。
箱の中身をすべて取り出すと、本体にプラスして「メゾンドサブレ」についての簡単な紹介が書かれたカードも同封されていました。「この財布はオーストラリアでデザインされ、ハイクオリティーなレザーだけを使ってハンドメイドされたものです」
といった内容が英語で書かれています。
さて財布の外装をご覧いただく前に、メイン素材である「ペブルグレインレザー」について少し深堀りしておきます。
こちらレザーは北アメリカ産のもので、シミや傷などを取り除くために、シボ加工(※シワ模様を付ける加工)が施されています。拡大してみてみると、ひとつひとつのシボが大きめに、そしてシッカリ付けられているのがお分かりいただけるかと思います。
これがシボ加工です。
無数にシボが付けられたレザーの気になる手触りはというと…?やわらかく優しい凹凸が心地よい感じ。
独特のふわっとした質感が魅力的なレザーに仕上がっています。
それではいよいよ「ペブルグレインレザー」で仕立てられた財布を、手に取ってみます。すると手にした瞬間、本体の軽さ、そしてふわっとしたレザーの質感に驚かされます。
またポケットに入れた時に邪魔にならなさそうなサイズ感も◎な印象です。
裏返します。こちらの面には便利なカードポケットが付いています。
このポケット部分をのぞいてみます。暗くてよく見えません。
なのでフラッシュを使って撮影してみます。すると外装の「ペブルグレインレザー」とは異なる質感のレザーが見えます。
「メゾンドサブレ」によると、取り出しやすいようにあえてツルっとしたレザーをポケットの裏地に採用しているそうです。
実際に表と裏のレザーの手触りを比較してみると、たしかに裏地のツルツルしたレザーの方がすべりがよく、使い勝手も良さそうです。
次は財布の耐久性を左右する「コバ」部分を見ていきます。「コバ」とは革の切れ端部分のことで、上の写真のツルツルしている部分のことを指します。
こちらの「メゾンドサブレ」の革財布の「コバ」は、ご覧のように樹脂系の素材でシッカリ塗り固められいます。もちろん財布の下部分も、同じように塗り固められています。
またこの財布の構造では塗り固める必要のないお札入れの部分も、下の写真のように処理されています。これだけシッカリ「コバ処理」がされていれば、耐久性もそれなりにOKです。
最後に縫製もチェックしてみます。じっくり写真をご覧いただければ、比較的綺麗に縫製されているのがお分かりいただけると思います。
こちらの「メゾンドサブレ」の縫製レベルは、同価格帯のブランドの中では高い方。
某国の縫製技術より明らかに上です。
また縫い糸にレザーと同系色の糸を採用することで、オシャレな雰囲気をアップさせているところもポイント高めです。
【内装編】どんな構造なのかチェック
先ほどお伝えしましたように、内装には小銭入れがありません。しかしその代わりにカードポケットが6箇所と、通常の二つ折り財布よりも多くなっています。
カードポケットを拡大して見てみます。するとメンズ財布の大半に入っている「ネン引き」が入っていないのが分かります。「ネン引き」は入っていた方が高級感が感じられるのですが、あえて入れないのがオーストラリア流なのかもしれません。
次はお札入れを見ていきます。お札入れ部分は、2つに分けられるように仕切りがあります。
なおこちらの仕切りにはツルっとしたスムースレザーが採用されており、取り出しやすくなっています。しかしながらお札入れの一部が、ナイロン系の素材で仕立てられているのはちょっぴり残念なポイント。
できればオールレザー製で仕立てて欲しかったところです。
【使い勝手編】中身を入れてチェック
ではいよいよ財布に中身を入れ、その使い勝手を試してみます。
まずは外装のカードポケットから。こちらのポケット、横幅がカードよりも大きく作られています。
そのため出し入れがカンタンで、使い勝手◎となっています。
「でもそんなにも横幅に余裕があったら、勝手にカードが抜け落ちるのでは?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。上の写真のようにグッと奥に押しこめば、しっかりカードをホールドしてくれます。
ちなみにそのホールド力は、開口部分を下を向けて財布を上下に振っても、カードがその場に留まり続けるほど。
これなら外出先で大切なカードが無くしてしまう心配はありません。
次は内装のポケットにカード入れてみます。カードポケットの後ろ側には、それぞれフリーポケットがあります。この部分はカードの横幅よりも大きいため、パン屋さんのスタンプカードなどを入れておくのにも便利です。
次に正面のポケットにカード入れてみます。クレジットカードなどの厚めのカードだけ入れても、ちゃんと6枚収まります。
さすがすべてのポケットに厚めのカード入れると、少しキツくなります。しかしながら取り出しにくいことはなく、比較的スムーズに出し入れできます。
ではお札も入れてみます。長さは十分あるため、余裕で収まります。
取り出しやすさは、スムースレザーのおかげで◎。手前も奥もラクに出し入れできます。海外製の財布を選ぶと、紙幣のサイズ違いでお札がはみ出してしまうことがしばしばありますが、こちらの「メゾンドサブレ」は大丈夫でした。上の写真のように、お札がはみ出ることなく収まります。
最後にすべてのポケットにカードを入れ、お札も入れた時の財布の様子を真上から見てみましょう。さすがに少し膨らみました。
しかし小銭入れがない分、スリムなシルエットは維持されています。
以上で「メゾンドサブレ」の財布の実物レビューは終了となります。
大変長くなりましたので、最後にこちらのブランドの特徴についてまとめておきます。
▪メゾンドサブレの財布まとめ
名前 | スリムウォレット |
価格 | 14,900円(税込) |
サイズ | 縦9.0×横11.5×厚み1.5(cm) |
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