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ガンゾ(GANZO)の財布シリーズを完全解説!特徴とおすすめを革の系統ごとに総まとめ

投稿日:2023年6月13日 | 最終更新日:2024年11月29日

ガンゾ 財布シリーズ完全解説 トップ画像

新しい財布はガンゾから選ぼうかな?

と思って公式サイトを見てみると、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からなくなってしまうかと思います。

そこでこの記事では、ガンゾの財布シリーズを以下のように革の系統で分け、それぞれの特徴をサクっとわかりやすくお伝えしていきます。

また各系統のまとめ部分では、シリーズごとにおすすめ指数を記載しているので、迷ったときにぜひお役立てください。

おすすめアイコン

▪コードバン系(4種)

GANZO公式写真加工 コードバンまとめ

美しい光沢感と、ツルっとした手触りで人々の心を奪う高級素材の「コードバン」。

馬のおしりの皮を原料とするこちらのレザーは、一般的な牛革よりもなめらかで上質感があり、触れるだけでイイ革だと実感できる性質を持っています。

そんな優れた特性を持つ「コードバン」を使用した財布シリーズが、ガンゾでは4種類展開されています。

\迷ったらコレ!人気No.1シリーズ/

▪コードバン

GANZO公式写真加工 コードバンシリーズ

透明感のある「水染めコードバン」が外装に採用された、ガンゾを代表する定番シリーズ。

人気No.1の秘密は、ほかのコードバンシリーズよりもリーズナブルで入手しやすい点。

上位シリーズの約半分の金額で購入できます。

GANZO公式写真加工 コバ

たとえ価格が半分でも「切り目本磨き」や「細部へのこだわり」など、ガンゾの魅力はたっぷり詰まっており、老舗革小物メーカーの『AJIOKA』の最高級ラインに相応しい仕上がりとなっています。

ちなみにコードバンシリーズはどの財布も紳士物革財布らしいシンプルなデザインが採用されているため、どれを選んでもダサいと思われる心配がありません

▪[コードバンシリーズ]まとめ
外装 水染めコードバン
(日本:レーデルオガワ製)
内装 ヌメ革
(製造会社非公開)
特徴
  • スタンダードなデザイン
  • コードバン系の中で最安値
価格帯 38,500円~70,400円(税込)

>>人気No.1シリーズの財布一覧を見てみる⇒

\レザーマニアを魅了する贅沢仕立て/

▪シェルコードバン2

GANZO公式写真加工 シェルコードバン2

ガンゾの全財布シリーズの中で最上位ランクに位置する、両面「シェルコードバン」仕様の大ヒット作。

「シェルコードバン2」と名付けられたこちらのシリーズでは、アメリカの名門タンナーの「ホーウィン社」が製造した「シェルコードバン」が贅沢に使用されています。

ちなみに革好きの間では、この超高級素材のことをよく「シェルコ」と略して呼んでいます。

シェルコードバン2 小銭入れ

気になる通常の「コードバンシリーズ」との違いは、おもに革の光沢感色ムラ、そして経年変化の大きさにあります。

「シェルコードバン」はたっぷりのオイルを含んだレザーのため、「水染めコードバン」より鈍く光を反射します。

そして良い意味で荒々しさが感じられるほど色ムラがあり、使い込むことで大きく色味が変わっていく性質をもっています。

使いはじめはやや毛羽立っていますが、時が経つにつれて繊維が寝ることで、コードバンらしいツルっとした手触りへと変化します。

▪[シェルコードバン2]まとめ
外装 シェルコードバン
(アメリカ:ホーウィン社製)
内装 シェルコードバン
(アメリカ:ホーウィン社製)
特徴
  • 日本製のコードバンでは表現できないセクシーな雰囲気がある。
  • オイル由来の光沢感は鈍く、ギラっと光を反射する。
価格帯 71,500円~187,800円(税込)

革マニアも憧れる大人気シリーズを見る⇒

\キャッシュレス時代のスマートなシリーズ/

▪コードバンオーセンティック

GANZO公式写真加工 コードバンオーセンティック

外装に「水染めコードバン」、内装に「ホースハイド」が使用された、馬革オンリー仕立てのコードバン系最新シリーズ。

キャッシュレス化に対応できるよう、どの財布も「よりスマート」に、あるいは「よりコンパクト」になるようにつくられています。

このコードバンオーセンティックシリーズの注目ポイントは、内装にブランド独自の構造が採用されているところ。

コードバンオーセンティック 内装の写真

たとえば「マルチウォレット」と名付けられた上の革財布では、ほかのブランドでは見られない特殊な内装構造で仕立てられており、使いやすさと携帯性が両立されています。

ちなみに内装に薄くて柔らかい「ホースハイド」が選択されている理由は、「コンパクトさ」と「使いやすさ」を考えると、こちらの方が牛革よりも向いているからなのだそうです。

▪[コードバンオーセンティック]まとめ
外装 水染めコードバン
(日本:レーデルオガワ)
内装 ホースハイド
(日本:新喜皮革)
特徴
  • キャッシュレス時代にぴったりな内装構造を採用。
  • どの財布も「スマート化」、あるいは「コンパクト化」されている。
価格帯 36,300円~73,700円(税込)

新作が続々追加されているシリーズへ⇒

\廃盤間近!?両面「水染めコードバン」財布/

▪コードバンルチダ

GANZO公式写真加工 コードバンルチダ

透明感のある「水染めコードバン」が内装にも使用された、廃盤間近!?のシリーズ。

以前は様々なタイプの財布がありましたが、現在は小銭入れのみの展開となっています。

シリーズの特徴としては、外装のレザー自体は通常のコードバンシリーズと同じで、内装のレザーが「ヌメ革⇒水染めコードバン」に変更されているところ。

そして内装のつくりが大きく違っているところにあります。

ぜひ写真で見比べてみてください。

コードバンシリーズ内装コードバンルチダ 内装

ご覧のようにカードポケットの構造が「横入れor縦入れ」と大きく違っています。

そしてデザイン面では、曲線を多く取り入れることでカジュアル感がプラスされ、よりお洒落な印象に仕上がっています。

コードバンのカラーラインナップの違い

またカラーラインナップにも違いがあったものの、残念ながらほぼ品切れとなっています。

▪[コードバンルチダ]まとめ
外装 水染めコードバン
(日本:レーデルオガワ製)
内装 水染めコードバン
(日本:レーデルオガワ製)
特徴
  • ポケットに曲線が多様されているため、内装のカジュアル感UP。
  • 両面「水染めコードバン」仕様で、使用時のワクワク感UP。
価格帯 71,500円~99,800円(税込)

コードバンルチダを公式サイトで見る⇒

▪コードバン系まとめ

コードバン シェルコードバン2 コードバンオーセンティック コードバンルチダ
写真 GANZO公式写真加工 コードバンシリーズ GANZO公式写真加工 シェルコードバン2 GANZO公式写真加工 コードバンオーセンティック GANZO公式写真加工 コードバンルチダ
特徴   迷ったらコレ!
人気No.1シリーズ
レザーマニアを魅了する
贅沢仕立て
キャッシュレス時代の
スマートなシリーズ
廃盤間近!?
両面「水染めコードバン」財布
価格  38,500円~70,400円  71,500円~187,800円  36,300円~73,700円   71,500円~99,800円 
おすすめ度 ★★★★★(5/5) ★★★★★(5/5) ★★★★☆(4/5) ★★★☆☆(3/5)
詳細 ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒

(⇔スクロールできます)

↑もう一度革の系統から選びなおす

▾他のブランドのコードバンも見たい方はこちら

コードバン特集! 記事サムネイル

▪ブライドルレザー系(2種)

ガンゾ ブライドルレザー系 アイキャッチ

もともと馬具用のレザーとして使用されていたことでも有名な英国伝統の高級皮革、「ブライドルレザー」。

このレザーはたっぷりのオイルとロウが含まされており、一般的な牛革よりも高い耐久性と堅牢性を誇る点に特色があります。

そんな丈夫さが魅力の「ブライドルレザー」の手触りはツルサラで、触れるとしっかりとした硬さが感じられるようになっています。

また基本的なメンテナンスはブラッシングと乾拭きでOKなので、はじめて革財布を持つ方にもオススメできます。

ガンゾではこの「ブライドルレザー」を使用したシリーズが、計2種類あります。

\堅牢なレザーを採用しながらも薄づくり/

▪シンブライドル

シンブライドル トップ

数あるガンゾのシリーズの中で、人気No.1のコードバンに匹敵にする支持を集めているシンブライドルシリーズ。

外装にブライドルレザー、内装にヌメ革が採用されており、2種類の経年変化が楽しめます。

シンブライドル 内装

とくに内装に採用されているヌメ革の「ミネルバ・ボックス」は経年変化がおもしろく、使い込むことで飴色へと変化していきます。

「薄い」という意味をあらわす「シン」が名前に付いている通り、このシリーズは一般的な革財布よりもスリムな形状に仕上がっています。

▪[シンブライドル]まとめ
外装 ブライドルレザー
(イギリス:J&E セジュイック社)
内装 ヌメ革(ミネルバ・ボックス)
(イタリア:バダラッシィカルロ社)
特徴
  • 「外装・内装」で2種類の経年変化が楽しめる。
  • 長財布はスーツの内ポケットにも収まるスリムなフォルム。
価格帯 41,800円~55,000円(税込)

ロングセラーシリーズの財布一覧はこちら⇒

\ファン待望のブライドル系最新作/

▪エイボン

エイボンシリーズ アイキャッチ

両面に「ブライドルレザー」を使用して仕立てられた注目の新作。

キャッシュレス化の流れに合わせて「コンパクトさ」や「スリムさ」に重点を置きながらも、“ガンゾらしさ”はしっかり取り入れられたシリーズとなっています。

具体的には、近年人気となっているコンパクトタイプの財布では、日本伝統の「風琴マチ」が採用されている点。

エイボンシリーズ 特徴「風琴マチ」

そしてコバが、もはやガンゾのトレードマークとなっている「切り目本磨き」で処理されている点に“らしさ”が感じられます。

ちなみにマニアック情報ですが、シンブライドルでは「セジュイック社」製、エイボンでは「トーマスウェア」社製のブライドルレザーが使用されています。

▪[エイボン]まとめ
外装 (芯通し)ブライドルレザー
(イギリス:トーマスウェア社)
内装 (芯通し)ブライドルレザー
(イギリス:トーマスウェア社)
特徴
  • 両面「ブライドルレザー」仕様のため、高級感と統一感がある。
  • キャッシュレス時代に合わせたシリーズなので収納力は低め。
価格帯 39,600円~71,500円(税込)

新時代のブライドルシリーズを見てみる⇒

▪ブライドルレザー系まとめ

シンブライドル エイボン
写真 シンブライドル トップ エイボンシリーズ 写真
特徴 堅牢なレザーを
採用しながらも薄づくり
ファン待望の
ブライドル系最新作
価格  41,800円~55,000円   39,600円~71,500円 
おすすめ度 ★★★★★(5/5) ★★★★☆(4/5)
詳細 ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒

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▾いつの間にか廃盤に……

▪ブライドルカジュアル

ブライドルカジュアル トップ

外装・内装ともにブライドルレザーで仕立てられた重厚感のあるシリーズ。

ビジネステイストの強いシンブライドルシリーズと同じレザーを外装に採用しながらも、ステッチの色を変更し、カジュアル感をプラス。シンブライドル ブライドルジュアル ステッチ比較

写真のように、明るい色の縫い糸が良いアクセントになっています。

上の同色の縫い糸で縫製されているシンブライドルシリーズと見比べていただければ、その印象の違いお分かりいただけるかと思います。

ちなみに実用面では、色味の濃いレザーが内装に採用されることで、汚れが目立ちにくい利点もあります。

▪[ブライドルカジュアル]まとめ
外装 ブライドルレザー
(イギリス:J&E セジュイック社)
内装 ブライドルレザー
(イギリス:J&E セジュイック社)
特徴
  • 両面にブライドルレザーが採用されており、重厚感がある。
  • 明るい色のステッチが、ほどよくアクセントとなっている。
価格帯 41,800円~63,800円(税込)

▪柔らかめのレザー系(8種)

ガンゾのやわらかめの革シリーズ""

ここでは定番かつ人気の「コードバン・ブライドルレザー」以外の、柔らかめのレザーで仕立てられたシリーズを8種類ご紹介いたします。

  • 『もう少し安い革財布がいい』
  • 『硬い革はあまり好みじゃない』
  • 『ほかの革も知ってから選びたい』

といった方は、ぜひこちらの「柔らかめのレザー系」も一度チェックしてみてください。

\ちょうど良い柔らかさと、強い光沢感が魅力/

▪ジーユーディー2

GUD2 トップ

柔らかくしっとりとした手触りが心地よい、牛革カーフで仕立てられたシリーズ。

こちらは新品時でもレザーの表面にシワやキズなど、革本来の豊かな表情が色濃く出ており、個体ごとの差も大きめとなっています。

さらに色ムラもあり、下の写真のように「ヘコミ」などのダメージが、他のシリーズよりも付きやすい特性も持っています。

GUD2(ジーユーディーツー)エイジング写真

なので「できるだけキズを付けないように綺麗に使いたい」といった神経質な方にはあまり向いていません。

しかしその反面、革へのダメージもアジとして楽しみながら愛用できる方にとっては、満足できるシリーズとなっています。

独特の色ムラはもちろん、使い込むことで光沢感が増していく経年変化を堪能できます。

▪[ジーユーディー2]まとめ
外装 牛革カーフ
(イタリア:C.グイディ&ロゼリーニ社)
内装 牛革カーフ
(イタリア:C.グイディ&ロゼリーニ社)
特徴
  • 柔らかい質感のレザーのため、キズやシワが付きやすい。
  • 使い込むことで光沢感が増し、自分だけの革財布になる。
価格帯 45,100円~60,500円(税込)

ラフに使えるGUD2の財布一覧を見る⇒

\ホーウィン社の新作レザーを使用/

▪ミスティック

ミスティック アイキャッチ

高級馬革の「シェルコードバン」を製造していることでも知られる、「ホーウィン社」の新作レザーで仕立てられたシリーズ。

「ミスティック」というレザー名が、そのままシリーズ名として採用されています。

こちらの「ミスティック」は、たっぷりオイルを含んでいるからこそ感じられる、シットリとした質感が特徴的。

柔らかすぎず硬すぎない、ほどよくコシのあるレザーとなっています。

ミスティック エイジング前後

上の写真の左側の財布のように、新品時は少しマットな表情ですが、使い込むとギラっとした光沢感を帯びていく、そんなホーウィン社のレザーらしい特性も備わっています。

ややワイルドな雰囲気のある皮革をメインに使用しながらも上品な仕上がりとなっている点は、さすが国内最高峰の仕立て技術を持つガンゾといったところ。

技術力のある職人が革を薄く削ぎ落し、ビジネスシーンに合うスマートなフォルムを完成させています。

▪[ミスティック]まとめ
外装 ミスティック
(アメリカ:ホーウィン社)
内装 ミスティック
(アメリカ:ホーウィン社)
特徴
  • シットリとした質感と、ほどよい硬さがいい感じ。
  • 新品時はややマットだけど、徐々に光沢感を帯びていく。
価格帯 39,600円~49,500円(税込)

ホーウィン社の新作レザー製の財布を見る⇒

\お手軽価格でエイジングが楽しめる/

▪ミネルバナチュラル

ミネルバナチュラル トップ

革好きから人気の「ミネルバ・ボックス」が、外装にも内装にも採用されているシリーズ。

使いはじめはちょっぴり硬めですが、使い込むことで徐々に柔らかくなり、革の色も大きく変化していきます。

どれぐらい革の表情が変化するのか?
それがよく分かる「エイジング例」の写真をご用意いたしましたので、ぜひご覧ください。

ミネルバナチュラル 経年変化

このように「ナチュラルカラー」だったのを忘れるぐらい、大きく変化するところがミネルバナチュラルシリーズの最大の魅力です。

余談ですが、低価格ながらガンゾお得意の「切り目本磨き」が味わえる点も、ユーザーの高評価に繋がっています。

▪[ミネルバナチュラル]まとめ
外装 ミネルバボックス
(イタリア:バダラッシィカルロ社)
内装 ミネルバボックス
(イタリア:バダラッシィカルロ社)
特徴
  • 使用してうちに色が変化していく様子が楽しめる。
  • 安価なのに、「切り目本磨き」が堪能できる。
価格帯 26,400円~33,000円(税込)

経年変化が楽しいミネルバナチュラルを見る⇒

\ハイブランドを想起させる“上品さ”が魅力/

▪フレンチカーフ

フレンチカーフ アイキャッチ

超高級ブランドの「エルメス」のレザーを製造していることでも有名な、フランスの名門タンナー「デュプイ」社(1948年創業)

このシリーズでは、そんな名門タンナーが製造する「VEAUX DIVERSZ(ボ・ディバー)」と呼ばれる「シュリンクレザー」が贅沢にも両面に使用されています。

気になる特徴は、ほどよい光沢感上品なシワ模様があること。

フレンチカーフ シボ拡大写真

ご覧のように新品時から細かいシワ模様が付いていることもあり、キズに強く、汚れも付きにくい特性が備わっています。

また使い込んでもあまり革の色味の変化が起こらないため、ほかのシリーズよりも綺麗な状態のまま愛用しやすい点も特徴となっています。

▪[フレンチカーフ]まとめ
外装 シュリンクレザー
(フランス:デュプイ社)
内装 シュリンクレザー
(フランス:デュプイ社)
特徴
  • ハイブランドの財布のような上品さが感じられる。
  • 綺麗な状態を保ちやすい反面、経年変化はほぼ楽しめない。
価格帯 38,500円~60,500円(税込)

ラグジュアリー感のある上品な財布を見る⇒

\シカの革で仕立てられた薄づくりのシリーズ/

▪チェルボ2

チェルボ2 アイキャッチ

ふっくらと柔らかい「シカ革」を両面に使用して仕立てられた、ほどよいシワ模様が好印象のシリーズ。

薄づくりに挑戦した
と公式サイトの説明文で書かれている通り、スッキリとスマートなフォルムになるよう、各所で工夫が施されたアイテムが展開されています。

具体的には、二つ折り財布のお札入れにあえて仕切りを設けていない点。

チェルボ2 薄くする工夫の具体例

そしてラウンドファスナー長財布では、小銭入れの部分にファスナーを付けていない点に薄くするための工夫が見られます。

なお、その「薄さ」と少しカジュアルな雰囲気ゆえ、ジャケットの内ポケットに入れても良し、パンツのポケットに入れても良しのシリーズに仕上がっています。

▪[チェルボ2]まとめ
外装 鹿革
(イタリア産)
内装 鹿革
イタリア産
特徴
  • ガンゾでは珍しく、「シカ革」で仕立てられている。
  • シボ感と薄さが両立されており、経年変化も楽しめる。
価格帯 36,300円~59,400円(税込)

柔らかい「シカ革」シリーズを見る⇒

\ガンゾでもっともカジュアルなライン/

▪GH5

GH5アイキャッチ

ガンゾの財布を気楽に使いたい
といった時に検討したい、ラフでタフなカジュアル向きのシリーズ。

「丸みを帯びたフォルム」や「チェック柄の裏地」など、硬派な紳士物革財布が主流のガンゾの中で、異彩を放つ存在となっています。

そんなユニークな当シリーズの外装には、ホーウィン社がつくる「クロームエクセルレザー」が採用されています。

こちらはガンゾが別注した「厚口」タイプで、色落ちやキズなどを“アジ”として楽しみながら愛用できる革素材です。

GH5(ジーエイチファイブ) エイジング写真

また正面にロゴがドンッと大きく刻印されている点も、ある意味ガンゾらしくないポイント。

パッと見て目立つ位置にあしらわれていることもあり、「ガンゾの財布を持っている」といったブランド所有欲を満たしてくれます。

▪[GH5]まとめ
外装 クロームエクセル
(アメリカ:ホーウィン社)
内装 チェック柄のファブリック
(詳細不明)
特徴
  • ガンゾ随一のカジュアルシリーズで扱いやすい。
  • 色落ちもキズもヘコミも気にせず愛用していける。
価格帯 35,200円~38,500円(税込)

カジュアルなGH5シリーズはこちら⇒

\上品なシボ模様が特徴的な大人の革財布/

▪グレージングカーフ

グレージングカーフ アイキャッチ

革を手揉みして付けられたランダムなシボ模様(シワ模様)が、上品さを感じさせるシリーズ。

スリムなフォルムとガンゾお得意の「切り目本磨き」の相乗効果により、スタイリッシュで硬派な大人の革財布に仕上がっています。

グレージングカーフ 財布例

ご覧のように20代30代の男性には少し使いこなすのが難しい円熟味のあるシリーズとなっているので、「コードバン」や「ブライドルレザー」といった定番の素材に飽きた40代50代の方におすすめです。

▪[グレージングカーフ]まとめ
外装 グレージングカーフ
(日本:???)
内装 グレージングカーフ
(日本:???)
特徴
  • スーツに合わせて使いやすいスタイリッシュなフォルム。
  • 大人向けの渋い印象に仕上がっているため、40代以上の男性に◎。
価格帯 36,300円~47,300円(税込)

大人な雰囲気が魅力の薄型財布一覧を見る⇒

\上質で繊細な、やわらかい最高級素材/

▪ベビーカーフ

ベビーカーフ アイキャッチ

ご存知かもしれませんが、「生後6ヶ月以内の仔牛の革」で製造されたレザーのことを「カーフ」と呼びます。

そしてさらに月齢の浅い「生後3か月以内の仔牛の革」で製造されたレザーのことを、「ベビーカーフ」と呼びます。

こちらのシリーズでは、そんな月齢の浅い「ベビーカーフ」が両面に使用されており、「カーフ」よりもきめが細かく柔らかい、繊細な質感が楽しめるようになっています。

ベビーカーフ エイジング写真

その繊細さゆえ、すぐにキズが付いてしまいますが、ある程度は指で揉み込めば消すことが可能です。

また写真のようにエイジングも楽しめます。

最後に細かい部分ではありますが、ベビーカーフシリーズは「ヘリ返し」と呼ばれる方法でコバ処理(エッジ加工)が行なわれています。

▪【補足】コバ処理方法の写真例
コバ処理 参考写真 ヘリ返し コバ処理 参考写真 切り目本磨き

ガンゾの象徴とも言える「切り目本磨き」ではないところは、人によって好みが分かれる部分かと思います。

▪[ベビーカーフ]まとめ
外装 ベビーカーフ
(イタリア:Bello社)
内装 ベビーカーフ
(イタリア:Bello社)
特徴
  • もともと柔らかい「カーフ」よりも、さらに柔らかくて上質。
  • コバ処理が、ガンゾでは比較的珍しい「ヘリ返し」
価格帯 38,500円~58,300円(税込)

超ソフトな質感のベビーカーフはこちら⇒

▪柔らかめのレザー系まとめ

GUD2 ミスティック ミネルバナチュラル フレンチカーフ チェルボ2 GH5 グレージングカーフ ベビーカーフ
写真 GUD2 トップ ミスティック ミネルバナチュラル トップ フレンチカーフ チェルボ2 GH5 グレージングカーフ ベビーカーフ
特徴 ちょうどよい柔らかさと
強い光沢感が魅力
ホーウィン社の
新作レザーを使用
お手軽価格で
エイジングが楽しめる
ハイブランドを想起させる
“上品さ”が魅力
シカの革で仕立てられた
薄づくりのシリーズ
ガンゾでもっとも
カジュアルなライン
上品なシボ模様が特徴的な
大人の革財布
上質で繊細な
やわらかい最高級素材
価格 45,100円~60,500円 39,600円~49,500円 26,400円~33,000円 38,500円~60,500円 36,300円~59,400円 35,200円~38,500円 36,300円~47,300円 38,500円~58,300円
おすすめ度 ★★★★☆(4/5) ★★★★☆(4/5) ★★★☆☆(3/5) ★★★☆☆(3/5) ★★★☆☆(3/5) ★★☆☆☆(2/5) ★★☆☆☆(2/5) ★★☆☆☆(2/5)
詳細 ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒

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▪エキゾチックレザー系(3種)

エキゾチックレザー系 アイキャッチ
  • 「ガンゾでもっとも高価な財布が欲しい」
  • 「ほかの人とはちょっと違うものを選びたい」
  • 「牛革や馬革の革財布はもう飽きてしまった」

といった方におすすめのエキゾチックレザー系のシリーズ。

現在ガンゾで展開されているのは「ワニリザードサメ」の3種となっています。

ではさっそく、それぞれ異なる動物の革で仕立てられた3種のシリーズの特徴を、サクっと分かりやすく解説していきます。

【補足】エキゾチックレザーとは?

エキゾチックレザーとは、主に「ワニ・トカゲ・ヘビ・ダチョウ・エイ」といった希少価値の高い動物の革を指します。
( 牛・馬・豚・羊などは、一般革と称されます。)

出典:ハシモト産業公式サイト

\大きな凹凸模様と耐水性のあるサメ革を使用/

▪ケセマ

ケセマ アイキャッチ

鮫革をメインに使用した珍しいシリーズ。

「ザラザラしてて手触りが悪そう…」と思いきや、意外にもふっくらと柔らかく、心地良い手触りなのが面白いところ。

この予想外の質感は、皮を革に加工する前に、手作業でサメの鱗を一枚一枚丁寧に剥がすことで実現されているそうです。

そんな手間とコストをかけて製造されているこちらの鮫革。

ほかにも牛革にはない大きな凹凸模様や、サメ革だからこその高い耐水性に特色があります。


ケセマ 水に濡れても元通りになることを伝える写真


ご覧のようにもしも水に濡れてしまってもシミにならず、元通り綺麗な姿になります。

そのため普通の革財布ではタブーとされるケツポケ(おしりのポケットに財布を入れて持ち歩くこと)も問題ありません。

さらにケセマでは経年変化も楽しめます

ケセマ エイジング写真

左が新品の財布で、右が経年変化後の財布。

牛革と同じように色が濃くなり、光沢感が帯びているのがお分かりいただけるかと思います。(※エイジングスピードは遅め)

これは余談ですが、ケセマシリーズは気仙沼産のヨシキリザメの革を原料に製造されているため、購入すること東北復興支援に繋がります。

▪[ケセマ]まとめ
外装 サメ革
(日本産)
内装 牛革
(イタリア産)
特徴
  • サメ革なのに、意外にもふっくらと優しい手触りとなっている。
  • 大きな凹凸模様と耐水性に特徴があり、経年変化も楽しめる。
価格帯 36,300円~49,500円(税込)

レアなサメ革のシリーズ一覧を見る⇒

\最高級リザード革製の薄い革財布シリーズ/

▪リザード6

リザード6 アイキャッチ

業界で最高級とされる「リングマークトカゲ」の革を使用し、薄さにこだわって仕立てられたリザード6。

進化し続けるリザードシリーズの6作目となる今作では、より革を育てる楽しみが味わえる「マット仕上げ」の素材が使用されています。

こちらのリザード6の魅力は、使用するにつれて色味が大きく変化し、マットな表情からテカリのある美しい表情へと変わっていくところ。

リザード エイジング写真

上のエイジングサンプル(左:新品、右:エイジング後)をご覧にいただくと、非常に深みのある表情になっているのがお分かりいただけるかと思います。

ちなみにここまで育てるのに必要なメンテナンスは、基本的に乾拭きだけだそうです。

あとは体重や荷物などの過度な圧力をかけないように大切に使ってあげれば、最高級リザード革のエイジングを楽しむことができます。

▪[リザード6]まとめ
外装 トカゲ革
(詳細不明)
内装 ミネルバボックス
(イタリア:バダラッシィカルロ社)
特徴
  • ほかのシリーズに比べて薄く、スタイリッシュな形状となっている。
  • 乾拭きだけで、比較的大きめの経年変化が楽しめる。
価格帯 66,000円~88,000円(税込)

リザード6を公式サイトで詳しく見る⇒

\最高品質を宣言するガンゾの最高級品/

▪スモールクロコ

スモールクロコ 写真

ガンゾファンならいつかは手にしてみたい、最高級のスモールクロコ。

二つ折り財布でも200,000円を超える高価さはもちろん、いつも在庫切れでなかなか手に入らない希少さも相まって、非常に入手しづらい激レアシリーズとなっています。

そんな入手困難なシリーズの外装素材は、ガンゾのこだわりがたっぷり詰まった製法で生みだされたワニ革。

スモールクロコ コバ写真

柔らかく上質な手触り、そしてエイジングが楽しめるように、ブランドオリジナルのマット仕上げが施されています。

もちろんコバ処理には、ガンゾを象徴する「切り目本磨き」を採用。

どこから見ても美しい、究極の逸品に仕上げられています。

▪[スモールクロコ]まとめ
外装 ワニ革
(詳細不明)
内装 牛革
イタリア産(バケッタヌメ)
特徴
  • オリジナルレシピで製造されたワニ革を贅沢に使用。
  • 高価+希少なため、非常に入手困難となっている。
価格帯 187,000円~275,000円(税込)

現在のクロコシリーズの在庫を見てみる⇒

エキゾチックレザー系まとめ

ケセマ リザード6 スモールクロコ
写真 ケセマ 写真 リザード6 写真 スモールクロコ 写真
特徴 大きな凹凸模様と
耐水性のあるサメ革を使用
最高級リザード革製の
薄い革財布シリーズ
最高品質を宣言する
ガンゾの最高級品
価格   36,300円~49,500円     66,000円~88,000円   187,000円~275,000円
詳細 ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒ ≫公式サイト⇒

(⇔スクロールできます)

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・参考文献

この記事を書いた人

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ボナベンチュラは、ハイブランド級のレザーを使用した「上質でお洒落な革製品」を展開しているイタリアのブランドです。

芸能人や有名人をはじめ、ファッション感度の高い方を中心に愛用されており、20代後半~の大人から人気となっています。

2023年末には銀座店をオープンするなど、いま最も勢いのあるブランドのひとつとなっているので、「お洒落な財布」を探している方は一度チェックしてみては……?

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