グレンロイヤルの評判どう?ブランドの特徴や人気の財布、ちょっと残念なポイントまで全部まとめ
投稿日:2022年7月9日 | 最終更新日:2024年11月29日
【GRENROYAL:グレンロイヤル】
1979年にスコットランドにて創業されたレザーグッズブランドのグレンロイヤル。
こちらのブランドは高品質なブライドルレザーを使用した、フォーマルさの中にもどこかラフさの感じられる革製品を得意としています。
そんなカチっとし過ぎていない雰囲気が魅力のグレンロイヤルについて、この記事では特徴からちょっと残念なポイントまで深掘り解説していきます。
【目次】
グレンロイヤルの評判や年齢層などの調査データを一挙公開。
ここではメンズ財布ブランド専門サイトである「メンサイ」が、グレンロイヤルについて独自に調査したデータを公開しています。
▪年齢層ごとの人気指数
10代 | 20代 | 30代 |
★★★☆☆
|
★★★★☆
|
★★★★☆
|
40代 | 50代 | 60代 |
★★★☆☆
|
★★☆☆☆
|
★★☆☆☆
|
おもな年齢層は「20代前半~40代後半」の男性。 人とは違うものが持ちたいけど、ちょっぴり有名ブランドが好きな方などに支持されています。 ちなみに10代に人気のファッション雑誌に掲載されることもあります。 |
▪「形状別」財布の価格帯
ミニ財布 | 17,600円~40,700円 | |
二つ折り財布 | 33,000円~78,100円 | |
長財布 | 45,100円~52,800円 | |
ラウンドファスナー | 51,700円~53,900円 | |
海外製の本格革製品ブランドの中で、平均的な価格帯となっています。 |
▪知名度について
ファッション雑誌やモノ雑誌に掲載される機会も多いため、それなりに知名度はあります。
ちなみに2014年に話題となったテレビ番組「俺のダンディズム」にも大人の財布として紹介され、一時話題となりました。
ご存知かもしれませんが、「グレンロイヤル」は英国王室御用達の「エッティンガー」、高い知名度を誇る老舗ブランドの「ホワイトハウスコックス」と合わせて英国御三家とよく呼ばれています。
▪グレンロイヤルのSNS上の評判
実際にグレンロイヤルの革製品を購入された方々の生の声をご覧ください。
スコッチオタクだからグレンロイヤルの財布買った
革質よさげ! pic.twitter.com/lsyxJdjeu7— VAVA-VOOOM➰ (@balvenie_l) April 8, 2022
久しぶりに財布のお手入れ…
もう6〜7年くらい使ってるのかな?
美しいブライドルレザーに惚れて買ったグレンロイヤルの財布
経年変化でどんどん美しい艶がでてくるんだよね✨✨✨#GLENROYAL pic.twitter.com/ADLAkU9zvM— tak(ゲーム垢) (@tamao0406) September 13, 2020
秋冬用に衣替えしたグレンロイヤルのコンパクト財布。
シックな深めのグリーンと、英国トラッドさがありつつも、ちょっと遊びが利いてて洒脱な感じが好み♡ pic.twitter.com/BCYkUBfUZL— aika (@aika_here) October 3, 2021
グレンロイヤルのブライドルハイド…流石の質感!スーツにもピッタリだね
(*꒪⌓꒪) pic.twitter.com/9qqgBeW4O5— ざっつ (@nakathats) February 8, 2020
グレンロイヤルの財布のお手入れ。
専用の蜜蝋ワックスならではのツヤ感が何とも言えないほど素晴らしい。 pic.twitter.com/mOuGBLspmA
— つぎCafe© (@HEDELICK) July 3, 2021
グレンロイヤルの財布が2年経っていい感じにエイジングしてきた。
オックスフォードタンの色味、最高!! pic.twitter.com/kNu6WSxcOL— あんどりゅー まさき (@tomatomtim) July 12, 2020
このようにグレンロイヤルの定番レザー「ブライドルレザー」についてのコメントが多数見られました。
ブライドルレザーは使い込めば光沢感が増していき、レザーの色も濃くなっていくので、革を育てる楽しみが味わえます。
グレンロイヤルの財布はどんな特徴がある?3つのポイントに注目して深掘り。
①極上のブライドルレザーが味わえる
まずはグレンロイヤルお得意の「極上ブライドルレザー」の拡大写真をご覧ださい。
パッと見ただけで、小麦粉のような白い粉が付いているのに気が付かれたかと思います。
この粉の正体は「ブルーム」と呼ばれる蜜蝋です。
蜜蝋(みつろう、Beeswax、Cera alba)はミツバチ(働きバチ)の巣を構成する蝋を精製したもの。
出典:wikipedia
紳士物革財布で人気の素材である「ブライドルレザー」は、蜜蝋をたっぷり革に染みこませ、丈夫さをアップさせた革です。
つまりこの白い粉の正体は、革に染みこんでいたロウが浮き出てきたモノ。
よくこの粉が「本物のブライドルレザーの証」と言われます。
Q.なぜ極上なのか?
・・・と、まぁここまでは普通のブライドルレザーと同じですネ。
やっぱり気になるのはグレンロイヤルが使用するブライドルレザーが、「そこらへんのブライドルレザーとどう違うのか?」ということだと思います。
その違いを単刀直入に言うと、最高ランクのブライドルレザーを使用している点です。
実は、同じ「ブライドルレザー」でもランクがあり、グレンロイヤルは最高ランク“だけ”を使用して革製品を仕立てていることを公言しています。
GLENROYAL products are produced using only the highest grade of Bridle leather.訳「グレンロイヤルの製品は、最高グレードのブライドルレザーだけを使って生産されています。」
↑このように海外の公式サイトにて、かなりの自信を持って宣言しています。
もちろん「最高グレードって聞いてもあまりパッとしない」といった方も多いかと思います。
そんな方のために、これから牛肉に例えてご説明いたします。
・お肉に例えてみる
では、松坂牛に例に考えていきましょう。
同じ松坂牛でもランクがあってそれぞれ美味しさが違いますヨネ?
たとえば「A5ランク」という超高級牛肉。
よくテレビなどで出てくる、あのスゴイ霜降りのやつです。
あなたは「A5ランクの松坂牛のみを使用して作ったハンバーグ」と聞くと、どんな想像をしますか?きっと「極上のハンバーグだ!」と想像されると思います。
このハンバーグ例と同じように、グレンロイヤルの製品も最高ランクの革だけで作られているため、「極上の革財布」であるのが予想できます。
実際にこのブランドの革製品を見れば、安物のブライドルレザーで仕立てられた財布とは素材の格が違うのが明らかに分かります。
②革の経年変化がたっぷり楽しめる
(写真左:新品 写真右:約2年使用後)
出典:ディセンタージュ日記。様
最高ランクのブライドルレザーで仕立てられたグレンロイヤルの財布は、たっぷり経年変化(エイジング)が楽しめます。
もちろん一般的なブライドルレザーも経年変化はします。
でもちょっと弱めの変化です。
しかしグレンロイヤルは強めの変化をします。
色白の子供が夏休み明けに日焼けして茶色に変化するような、そんな変化を見せてくれます。
「この違いはなにか?」
この違いの秘密は、革の作られ方にあります。
グレンロイヤルの革は、ゆっくりと革に色を染みこませて作られています。
特に「フルブライドルレザー」という革は、すべて自然の力で作られています。
つまり革に化学系の顔料や一切使わず、塗装もしていないので、強めのエイジングを楽しむことができるのです。
「では、実際にどんな風に変化していくのか?」
まず使っているうちに革に付いている白い粉が取れてきます。
さっき登場したブルームと呼ばれる粉ですネ。
そして照明などを反射するほど革が光沢を放ち始め、革の色がだんだん濃くなっていきます。
たまに柔らかい布などで拭いてあげたり、栄養クリームを入れてあげたりすると、さらに光沢感が強めになります。
こんな感じで革の変化を楽しむことができます。
③「シンプル&遊び」のデザイン
(例:エンポリオアルマーニの財布)
グレンロイヤルの財布は一見シンプル。
しかし開いた時のデザインは、遊びの効いたおしゃれなデザインが主流となっています。
たとえばファスナー部の形状。
一般的な長財布のファスナーは↑の画像のように、直線状のファスナーが付いているタイプがほとんどです。
ですがグレンロイヤルの財布の多くは↓のように独特のカーブを描いたファスナーとなっています。
この部分が普通と違うだけで、開いた時の印象がお洒落に感じられます。
ちなみにこのファスナーの形はおしゃれなだけでなく、使いやすさもアップしています。
具体的にはファスナーがグっとカーブ状の部分まで開くので、小銭の出し入れがよりスムーズにできます。なお気になるファスナーのすべりは、高級ファスナーで有名なスイスのriri社製なのでスムーズとなっています。
グレンロイヤルの悪い評判?ちょっと残念な部分も隠さずお伝えします。
・縫製が日本製より劣る
グレンロイヤルの革製品は、スコットランドの職人が手作りしています。
ですがその縫い目は、同じ価格帯の日本製のもののように「まっすぐでキレイ」というわけではありません。
ちょっぴり荒めで、曲がっていることがよくあります。
あくまでイメージですが、「日本製の革製品」と「グレンロイヤルの革製品」の縫製を簡単な図にあらわすと↓のような感じになります。
このイメージ図から分かるように、海外の職人さんは日本の職人さんのように几帳面ではないのだと思われます。
もちろん「縫製のゆがみ」はよく見ないと分からないので、他人から「その財布の縫い目、曲がってない?」と指摘されることはありません。
また曲がっているからといって、壊れやすいということもありません。
むしろグレンロイヤルは丈夫な財布を提供しています。
しかし神経質な方にとっては、購入後に気になってしまうのも事実です。
ですので「日本製のようにキレイではない」という残念な部分もキチンとお伝えしておきます。
・英国御三家で一番マイナー
- 「エッティンガー」
- 「ホワイトハウスコックス」
- 「グレンロイヤル」
冒頭でお伝えしましたように、上の3つのブランドはどれも英国伝統の「ブライドルレザー」を得意としていることもあり、まとめて「英国御三家」とよく呼ばれています。
そして「グレンロイヤル」は、この3つのブランドの中でもっともマイナーかつ人気の低いブランドとなっています。
そのため知名度や人気度を重視されるかたには、あまりオススメできないのが正直なところです。
グレンロイヤルで人気のある財布はどれ?売れ筋3タイプをご紹介します。
≫グレンロイヤルの財布に迷ったらコレ!
▪Round Long Purse
▪Round Long Purse
「GLENROYALと刻印された金色のボタンが
大切なお金を守ってくれる」
そんな雰囲気を感じさせる人気の長財布。
外装にあしらわれたボタンは「オーナーのセンスが良いこと」を表すかのように輝き、財布自体のカッコ良さもアップしてくれています。
もちろんそれだけではなく、普通の長財布のようにパカパカ開いてしまうことを防ぐ実用的な役割もあります。
「中身が多くなった時、ボタンが閉まらなくならないかな?」
といった心配をされるかもしれませんが、こちらの長財布は↓のように2段階に調節して留められるので安心です。
(中身の多さでボタンの位置が変えられます。)
ではここで、こちらの財布を購入された方々の評判をご紹介いたします。
「真ん中のお札入れが使いにくい」
中央に配置されているお札入れに「マチ」が付いていないため、出し入れしにくいです。
とくに入れる時に引っかかりがちで、いつもお札が斜めに入ってしまいます。
デザインが好みなだけに、使い勝手が悪いのが残念です。
「選んで正解」
カード入れはあまり数が入らず、使い初めは堅いですが、使うカードを厳選すれば問題ないと思います。
「納得の革質」
友人に「グレンロイヤルの財布がおすすめ」と言われたので購入してみたところ、革質の良さに感動しました。
これだけしっかりしていれば長い間愛用できそうですね。
調査したところこのような声が見られました。
どうやらカードの容量とお札の出し入れにちょっと難がありそうです。
ですが、口コミでもあったようにカードの枚数は厳選すれば問題ありません。それに5個のカードポケットだけではなく、2つの大きなフリーポケット(※オレンジの矢印部分)もあるのである程度カードをまとめて入れて置けば問題ありません。
また「お札入れ」は日本円サイズもしっかり収まるサイズとなっているので、慣れてしまえばそこまで不便に感じることはないかと思います。
最後にこちらの「フラップ付長財布」は先ほど3つの特徴で「シンプル&遊び」でお伝えしたようにファスナーの形が特徴的です。
(ファスナーが掴みやすく、開きやすい)
小銭入れは、この場所と形のおかげですぐに開け、中身も簡単に確認できるので使い勝手も◎となっています。
≫キャッシュレスにも使えるマネークリップ
▪MONEY CLIP WITH COIN POCKET
▪MONEY CLIP WITH COIN POCKET
マネークリップなのに小銭入れも付いている「グレンロイヤル」を代表する財布のひとつ。
「札入れ」が独立していないため革の使用量が少なく済んでおり、全体的な厚みは1.5cmと薄型となっています。
またほかのブランドにはない、ハイセンスでお洒落なデザインも魅力。
「札入れ」からではなく、ただお札をはさんでいるだけの「マネークリップ」からお札を取り出すしぐさにグっとくる女性も多いハズです。
≫携帯性抜群のミニジップは使用者増加中
▪ZIP AROUND SMALL WALLET
▪ZIP AROUND SMALL WALLET
ちょっぴり丸っこいシルエットが可愛らしいミニジップウォレット。
外側にはタッチ決済に便利なポケットが付いているので、コンビニや改札でわざわざ財布を開くことなく支払いが済ませられます。
カード入れは全体で6カ所しかないので収納力はやや寂しいところですが、コンパクトに持ち運べることを考えると許容範囲といえます。
以上が「グレンロイヤル」中でも人気のある革財布となります。
いまご紹介しました財布を含め、全ラインアップは以下のボタンからご覧いただけます。
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