大峡製鞄のメンズ財布は革に注目!?人気のコードバンの評判は?
投稿日:2014年10月15日 | 最終更新日:2024年6月1日
【大峡製鞄:おおばせいほう】
1935年創業の老舗ランドセル&鞄ブランド。
様々な大臣賞なども受賞したことのあり、その実力は確かである。
☆大峡製鞄の財布について知ろう
・素材へのこだわりは一級品
大峡製鞄の財布に使用されている革は、
世界各国の有名かつ優秀なタンナーが製作した革です。
その革と大峡の魂が合体した製品は、時に威圧感すら放ちます。
ところで、「いったいどんなタンナーから仕入れているのか?」
気になる方もいらっしゃると思うので、一部紹介しておきます。
例えば、
・イタリア:バダラッシィ・カルロ社製 【ミネルバ・リスシオ】
・イタリア:バダラッシィ・カルロ社製 【ミネルバ・ボックス】
・イタリア:ワルピエ社製 【ブッテーロ】
・イギリス:J&Eセジュウィック社製 【ブライドルレザー】
などなど、世界の名だたるタンナーから革を仕入れています。
(タンナー:革を加工している会社のこと)
他の革も優秀なタンナーから仕入れていますが、
あまりに多くなるので割愛させていただきます。
ちなみに、これらの名前を見てもよく分からない方は、
とりあえず「有名で良い革を使っているんだな。」
と思っていただければ、それで大丈夫です。
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・人気のコードバンはコーティング仕上げ
大峡製鞄の財布には、馬のお尻の革を加工したコードバンと呼ばれる
革を使用した上の写真のようなシリーズがあります。
そして、この革を使った財布はウレタンコーティングというものがされており、
水に強く、耐久性があり、キレイな光沢を放ちます。
(丁度、ランドセルと同じような質感だと考えればOK。)
その反面、革本来の味わいを楽しみにくくなっており、
強く折り曲げると塗装が割れるという欠点もあります。
メリットもデメリットもある大峡製鞄のコードバンですが、
革マニアの方達はデメリット部分を嫌い、
大峡製鞄のコードバンを避ける傾向があります。
そして彼らは、ガンゾのシェルコードバンや万双の財布、
キプリスのコードバンシリーズなどのコーティングがなされていない
革本来の味わいを楽しめる財布を好む傾向があります。
ガンゾの財布 | キプリスの財布 |
しかし、
この大峡製鞄のコードバンシリーズも購入者の評判が高い
売れ筋商品なので、マニア以外の方なら満足できる財布と言えます。
したがって、あなたがどちらのタイプのコードバンが好きなのかを
考えて選ぶと良い財布に出会えると思います。
☆大峡製鞄の知名度と年齢層は?
・大峡製鞄の知名度
大峡製鞄は皇室の薬箱を製作していたり、
学習院用のランドセルを長年製作していたりすることもあり、
格式高いブランドとして知られています。
また、テレビや雑誌で紹介されたりすることも多いことから、
知名度はそれなりに高いことが予想できます。
もちろん、誰でも知っているというブランドではありませんが、
質にこだわりはじめた方なら、一度は耳にしたことがあると思います。
ちなみに、雑誌では「男の一生物図鑑、Goods Press、OCEANS…etc.」にて
掲載されたことがあります。(メディア掲載リストの詳細は公式ページにて)
また、「俺のダンディズム」に登場したことでも知られています。
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・大峡製鞄の財布を購入する主な年齢層は?
【30代前半~50代前半】
の大人の男性が購入しています。
ほぼすべての製品がシンプルなため、
ビジネスシーンで使用される方が多いようです。
海外の高級ブランドではなく日本製の革財布を探している時に、
このブランドにたどり着いたという方も多く見られます。
☆誰でも気になる大峡製鞄の財布の主な価格帯は?
【2万5000円~4万5000円】
程度が主な価格帯です。
高すぎず安すぎない丁度良い価格設定で、
父の日などのプレゼントにも選ばれています。
大峡製鞄の財布リサーチ時に、気になった評判や口コミをピックアップ!
▶コードバンとブライドルレザーの継ぎ足し革
(大峡製鞄:コードバン長財布)
この上の写真の財布は、
商品番号【974-3】の大峡製鞄のコードバンの長財布です。
右側の背面写真を見ると、
財布の上の方に縫い目があるのがお分かりになると思います。
ちょっと拡大してみて見ましょう。
赤い矢印の部分を見れば、革が継ぎ足して製作しているのが分かります。
たいていの革財布は1枚革で作られているので、
このような場所に縫い目がありません。
ですので、「この継ぎ足し革に不満を感じた。」という評判が
ちらほら見られました。
悪く言えば、コストカットのためのように言えますし、
よく言えば、デザインのアクセントになっておしゃれと言えます。
この部分については、人によって評価が分かれる部分でしょう。
ちなみに、ブライドルレザーを使った財布もこのデザインのようです。
(ブリティッシュ・ブライドルレザーを使った長財布)
このようなデザインが気にいらない方は、
キプリスのコードバンやガンゾのシェルコードバンなども
見ておくと、良い財布選びができると思います。
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▶公式ページがチープ&在庫不足で不満・・・
大峡製鞄の公式ページを訪問したことのある方はご存知かもしれませんが、
サイトが他のブランドに比べてチープな印象があります。
最近の傾向として、多くのブランドはネットでの販売に力を入れていますが、
大峡製鞄の場合はあまり力を入れていないのだと思います。
恐らく、老舗ならではの百貨店などに卸すルートが確立されており、
そちらに力を入れているのではないかと思います。
実際、「販売サイトでは在庫切れだったが、百貨店に行くと購入できた。」
という声も結構見られました。
また、サイトの商品がずっと品切れということもあります。
したがって、大峡製鞄の財布を購入する場合はネット通販よりも
実店舗で購入することをオススメします。
▶サンタクローチェのエイジングは◎
(左画像:サンタクローチェ・ヌーヴォ 右画像:サンタクローチェ・リザーブ)
【サンタクローチェ・~】という名前の革を使用した財布は、
エイジング(経年変化)が素晴らしく、革を楽しめると好評です。
最初の方にも載せましたが、大峡製鞄が使用している革は、
【バダラッシィ・カルロ社製:ミネルバ・ボックス】などの有名な革。
革製品にこだわる方々にも人気がある革を使用しているため、
購入者からの評価も必然的に高くなります。
エイジングを楽しみたいときにオススメのシリーズとなっています。
大峡製鞄の販売ページでは、その商品に対する細かい口コミが見られるので、
気になる方はチェックしてみてくださいネ。
【補足】
正確な情報かは分かりませんが、
2chにおいて大峡製鞄の革を解析した方がいらっしゃったので、
参考程度に載せておきます。
・サンタクローチェカーフ(ソフト)
→ミネルバ・リスシオ【バダラッシィ・カルロ社/イタリア】
・サンタクローチェカーフ(ハード)
→ブッテーロ【ワルピエ社/イタリア】
・サンタクローチェ・リザーブ
→ミネルバ・ボックス【バダラッシィ・カルロ社/イタリア】
・サンタクローチェ・ヌーヴォ
→ミネルバに大峡製鞄独自のフエルト・ロール加工を施したオリジナル皮革
・ブリティッシュ・ブライドルレザー
→ブライドル【J&Eセジュウィック社/イギリス】
・ジャーマンシュリンク
→シュランケンカーフ【ぺリンガー社/ドイツ】
・ヨーロピアン・カーフ
→ノブレッサカーフ【ぺリンガー社/ドイツ】※
・ドイツボックス
→ボックスカーフ【カール・フロイデンベルグ社/ドイツ】
・マイスター・レッザ
→クリスペルカーフ【ぺリンガー社/ドイツ】
・コードバン
→シェルコードバン【ホーウィン社/アメリカ】
・日本製牛革
→栃木レザー【栃木レザー社/日本】
・ベルギーサドルプルアップ
→サドルプルアップ【マシュア社/ベルギー】
※チェルケスが使用されていたものには
商品説明に社名であるデュプイの名称あり情報不足により判別不明なもの
・イタリアン・カーフ
・ヴェローナ・レザー
・イタリアン フィーリング
・バーミンガム・サドルレザー
【出展:URL=https://awabi.2ch.net/test/read.cgi/watch/1251291328/
レス番号904】